
崖の上に立ち、若者は6つの敵と対する。
追いつめられ、もう後がないのか。
それとも、敵の手はもはや彼の元には届かないのか。
勝負を分けるのは、若者の勇気と確信のみ。

棒を両手で持って立つ人物。足元は切り立った崖。流れる川も見えます。その人物はまるで山をまたいで立つ巨人のようにも見えます。
下の方からその人物に向けて六本の棒が突き出しています。相手が巨人ならこちらは小さな人間でしょうか。
その人物は自分に向けられた棒を押しのけようとしているように見えます。
巨人にとっては川はただの水たまり。崖もちょっとした段差にすぎず、追い詰められているという自覚はないかもしれません。